活動紹介

           

2018年2月

■消費者力支援研究所 第3回研究会のご報告

「第二義務教育のすすめ―消費者力向上のためのコミュニケーション」をテーマに、
樋口恵子氏(高齢社会をよくする女性の会 代表理事)の講演を開催しました。

日 時: 2018年2月9日(金)15時~16時30分[受付14:30~]
場 所: 医療経済研究・社会保険福祉協会3階 大会議室(東京都港区西新橋1-5-11第11東洋海事ビル)


●消費者力支援研究所は、昨年に引き続き2017年度も「高齢消費者と企業のコミュニケーション」をテーマとした活動を展開しています。

第3回研究会は、高齢社会をよくする女性の会 理事長 樋口恵子氏をお招きし、 「第二義務教育のすすめ-消費者力向上のためのコミュニケーション-」をテーマに、ご講演いただきました。
冒頭で、長寿社会の到来は、平和と豊かさの証であり誇って良いこと。少子化が女性にとって出産と仕事の両立を阻んできた結果であり、若い人が産みたいと思えば安心して産める社会を作らなくてはならないと語られました。また、少子化の原因は子どもを産まないだけではなく、非婚化も大きく影響しており、その背景についてもお話いただき、ワークライフケアバランスの重要性を考える良い機会となりました。
さらに、人生100年時代において、とくに後半人生では人生初期で受けた教育では対応できず、明るく夢のある人生を送るには、第二の義務教育が必要である。高齢者は社会を支える主体として、地域の担い手として、働き手として、経済を支える存在になってほしいとのご提言をいただきました。最後には、血縁でなくても助け合い、育て合い、認め合う社会づくりを大急ぎで進めて行かなければ、日本が繁栄する道がないと、地域の支え合いの必要性について、熱く語っていただきました。

参加者からは、「現実に起きている問題に加え、独自の視点で我々が向かう方向について示唆されていらして、大変勉強になった」「介護・育児・災害時などいろいろな場面で、地域で助け合う論が大きくなっていく社会となることを望んでいる」「広い知見とご経験について伺い、パワーをいただいた」などのたくさんの感想をいただきました。消費者力支援研究所の今後の活動に向けても、多くのヒントをいただきました。

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